「やりたいことをやりたいようにやる」
明けましておめでとうございます。皆様からのお力添えにより、ぐらするーつは今年で12回目の新年を迎えることができました。本当にありがとうございます!
年末に起業についてのある本を読みました。「企業の半分は立ち上げから3年で姿を消し、10年で9割以上がなくなる。残った1割の中で成功を収める会社は数%・・・」。そして、同じ頃、国連大学世界経済開発研究所より「わずか2%の金持ちが世界の富の半分を独占し、最も裕福な1%が世界の資産の40%を保有する一方、世界人口の半数を占める貧しい人々の資産を合計しても全体の1%に過ぎない」という調査結果を聞きました。そして国内。勝ち組・負け組に象徴される格差はびっくりするほど大きく「中流崩壊」と言う言葉もささやかれるようになった昨今。
先日「戦争って環境問題に関係ないと思ってた(岩波ブックレット)」を読みました(今月のオススメ本です)。「『金儲けのためなら何をしてもいい』そんなことを考えるような場所でない社会にしたい」、つくづくそう思います。と同時に、僕やぐらするーつにとっての仕事の原点はここにあるのだとあらためて感じました。「お金を奪う」仕組みの中に漂うだけでは、本当の自由は得られないし、言い換えれば、全てを委ねてしまう生活では「戦争のない未来」をつくることもできないわけです。
先の言葉と矛盾するようですが、冒頭の「やりたいことをやりたいようにやる」、自棄を起こしてこんなことを言っているわけではありません。自分勝手で刹那的な響きを伴うフレーズかもしれませんが、僕やぐらするーつにとって、これは基本。「やりたいことをやりたいようにやる」それはすなわち、自分を信じる、自分の中の積み重ねや出会ってきたものを信じ、選択を続けていくということ。そして、その積み重ねが人をより自由にしていくのだと思います。支配されたりあきらめたり、生きることを誰かに委ねてしまうのでなく、自由になること。そこから未来が見えてくるのだと思うのです。
12月にアースデイやピースマイルステージ、ナッティーステージでお馴染みのミュージシャン、下村誠さんが亡くなった。市民活動と多くの草の根ミュージシャンをつなぎ、数々のメッセージソングを歌い、それでいて楽しいことが大好きで。自らレーベル「NATTY RECORDS」を立ち上げた人、やりたいことをやりたいようにやってきた人だ。心からご冥福を祈ると共に、これからも力いっぱい、やりたいことをやりたいようにやり続けていきたいと思います。
2007年。今年も、そんなぐらするーつをどうぞよろしくお願いいたします。
( 鈴木隆二 ぐらするーつNLより転載 )